キップル・インダストリーのあとがき
久しぶりの新曲投稿、しかも最近こういった曲調を作っていなかったのもあって少々不安でしたが、日刊VOCALOIDランキング#1092にて1位、週刊VOCALOIDランキング#175にて13位を頂きました。ありがとうございます!
■コンセプト
可愛くて攻撃的でちょっとチクっと来るような、そんな曲を作ってみよう、と思ったら固めのシンセ盛りだくさんの高速四つ打ちポップが出来上がりました。
昨年末にKOMPLETE7をとうとう買ってしまったので、その練習も兼ねてます。例えば、シンセサイザーの音はベースもリードもパッドも全部Massive、ピアノはBerlin Concert Grand。あとは微妙にThe Fingerを使ってたり、一部のリバーブはREFLEKTORを使ってみたり。AUXバスにGuitar Rigを差すのはやや違和感ありましたが。単体で使えるようにしてくれれば良いのに…w
しかしこれだけのパッケージが6万円弱ってのは凄いですね。よほど尖った制作スタイルや環境じゃない限り、何も考えずに買っても良いレベルじゃないかと。製品版KONTAKTを持ってないと使えない廉価なライブラリが選択肢に入ってくるのも大きい。
■元ネタ
キップル(kipple)については既に色々なところで解説されている通り。アメリカのSF作家フィリップ・K・ディックの作品の中でもとりわけ有名であろう『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』に出てくる造語で「ダイレクト・メールとか、からっぽのマッチ箱とか、ガムの包み紙とか、きのうの新聞とか、そういう役に立たないもの」のことです。
タイトルは日本語にすると「ガラクタ重工」ってところでしょうか。歌詞については割とどうとでも取れると思うので、聴いて下さった人の判断で理解してもらえれば良いのかなと思ってます。
余談ですが、私がディックの名前を知ったのは聖剣伝説2が切っ掛けです。『最後から二番目の真実』とか『聖なる侵入』とか。まぁ実は読んだ事ないんですけども。
さらに脱線しますが、『アンドロイド〜』の文庫新装丁めっちゃカッコいいんですよね。手元に並べたくなります。
■動画
まずは一般会員の方ごめんなさい…。元動画があのような派手に動く動画なので、ニコニコ側の低画質モード用エンコでどうしてもモザイクみたいになってしまいます。私のコミュに入ってる方は気付いたかもしれませんが、あんまりヒドかったので一度消して元動画のビットレートを少し弄って動画上げ直してます。が、エコノミーは変化無し。
プレミアムでも少しノイズ出てますが、あれでも映像1000kbpsの2passでエンコしてます。ホントに高画質にしようと思ったら千の位を上げないとどうにもならなそうだったので諦めました。
最初Processingで作ってみようかとも思ったんですが、結局QuartzComposerで作りました。qtzファイル公開していますので、もし興味がある方はどうぞ。Mac OS X 10.6+DeveloperToolsが必要です。
■次の投稿は3月上旬頃、「カガリビト」の予定です。
曲調の差が凄くてアレですが。イラストもお願いしてたりで気合い入ってるので、こちらも伸びてくれると良いなぁと思いつつ。
